糖尿病治療薬インクレチン療法で2型糖尿病患者のすい臓が異常を発症するリスクが高いということが(UCLA)カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究報告があったという。
人気でも怖い糖尿病治療薬とすい臓の関係
インクレチン治療を受けている患者は、神経内分泌腫瘍リスクが高いとこに関連しているかもしれないこと、膵臓細胞の急速な増殖の可能性を説明したという。
2型糖尿病でインクレチン治療されていた(死亡者ドナー提供者)臓器を分析したところ、彼らは約40%異常の細胞塊をもっていたこともわかったという。(何とも恐ろしい結果です。)
画像元:wikipedia
膵臓の役割といえば?
膵液という消化酵素を含む液体を分泌していて、それらを消化管に送り込む外分泌腺。
20人の故人2型糖尿病患者、臓器ドナー提供者らの膵臓
- 故人のうち8人は少なくとも1年間はインクレチン治療を受けた。
- 12人は、2型糖尿病、クレチン系薬剤治療をされていた。
- 糖尿病ではなかったドナー14つの膵臓も(対照)調べた。
インクレチン治療で膵臓サイズ大
インクレチン治療を行っていなかった糖尿病患者よりも、これら治療を行っていた患者の膵臓の方が大きかったということもインクレチン系薬剤に危険因子である細胞増殖の異常な形式膵臓形成不全の増加を示した(膵癌)という。
人気とはいえ、これだけのデータが出てきているこの糖尿病治療薬を処方についてはしっかりと専門医と相談したいものです。
(アマゾンにこのインクレチン治療についての本まで販売しているので、やはり注目されている治療薬なのですね)
【合わせて読みたい情報があります。】
情報参照元:MNT