心臓病には心筋梗塞や狭心症など色々なものがありますが、医師からの支持で心臓病の薬を飲んでいる患者さんや家族は日頃の食べ物にも気をつける必要があります。
ワーファリン服用中にビタミンKの注意点
心臓病と診断された後、心臓内に血栓ができてそれらが脳にいき脳梗塞をおこることがあります。それらを予防するために用いられるのがワーファリンというお薬です。ワーファリンはビタミンKの作用を抑えることで血栓ができにくくなるというものなのです。
心臓病だと納豆は食べられない?
心臓病だと食べ物も気をつけなければならないなら、健康食をと考えるのは当たり前のことですが、健康食の代表ともいえる人気の納豆。実はワーファリンを服用している時に納豆を食べると薬の効果が無くなってしまうというのです。
よって、ワーファリン(や、クマジンという薬)を服用している時は、納豆は食べてはいけない理由がわかりますが、ワーファリンを飲んでいないのであれば、おすすめされるというものです。もちろん心臓料で異なる薬を飲んでいる際も、ビタミンKなどの食べ物の注意点を確認しておくと安心です。
その他にビタミンKのある食べ物をチェックしてみましょう。
ビタミンKを多く含む食べ物
ケール 210μg(※)
パセリ 850μg(※)
ほうれん草(茹で)320μg(※)
小松菜(茹で)320μg(※)
しその葉 690μg(※)
焼き海苔 390μg(※)
お茶はお茶でも玄米茶はビタミンKがないのには驚きです。
玄米茶(浸出液) 0μg(※)
しかしビタミンKがなくても心臓病の薬と飲み合わせに注意が必要なものもあります。
緑茶(煎茶)1400μg(※)
お茶はお茶でも玄米茶はビタミンKがないのには驚きです。
グレープフルーツと心臓の薬
特にカルシウム拮抗薬(高血圧、狭心症のある人への薬)を服用時にグレープフルーツは、グレープフルーツを食べることで血圧が下がりすぎてしまうリスクがあるために事前に医師から指示されるでしょう。
ビタミンサプリメントにも注意
心臓病のある人は食事だけでなく、サプリメントにも注意が必要です。ビタミンが含まれるサプリメントの中にはビタミンKも含まれるものもありますので、担当医に相談しましょう。