体の約60%は水分です。汗や尿から水分を失っている私達人間ですが、脱水症状を防ぐために水分補給は欠かせません。
一般的に約2Lの水の量をおすすめと言われていますが、一部の健康に関する専門家はのどが渇いていなくても飲む必要があるという意見もあるほど。
ただ今回注目したいのは脳やエネルギーと水の量の関係性についてです。
生きる上で重要な水分補給、ぜひご確認ください。
脳機能低下
運動後の変化
- 気分や集中力の低下
- 頭痛頻度の増加
沢山の水を飲むと体重は減る?
水分摂取量が増えると、代謝が増えて食欲が減り、体重が減る可能性があるとの多くの意見があります。2つの研究によると、500 mlの水を飲むと、一時的に代謝が24〜30%向上するというのです。
なぜ水を飲んで代謝が上がる?
食事の約30分前に水を飲むと、特に高齢者は消費カロリーを減らすこともできます。(4)
飲酒しないと体重は減る?
ある研究によると、毎食前に500mlの水を飲んだ人は、飲酒しなかった人と比較して、12週間で44%体重が減少したということで、全体的に見て、特に食事の前に十分な量の水を飲むと、特に健康的な食事と組み合わせると、大幅な減量効果がある可能性があります。
さらに、適切な水分摂取量には他にも多くの健康上の利点があります。
水と健康のための予防
・便秘
水分摂取量の増加は、非常に多くの問題のある便秘に役立つ。(5)
・癌
一部の研究によると、より多くの水を飲む人ほど膀胱がんと結腸直腸がんのリスクが低い。(6)
・腎臓結石
水分摂取量を増やすと、腎臓結石のリスクが低下する可能性。(7)
バランスの良い食べ物
水分バランスを良くするのは「水」だけとは限りません。
魚、肉、卵、特に野菜や果物は多くの水分を含んでいますし、一緒に、コーヒーやお茶、水を多く含む食品は、水分バランスを維持するのに役立ちますので上手にいただいていきたいものです。
喉の乾きは体からのサイン
水分を維持することは生きる上で非常に大事なことです。
喉が乾いたなと感じたら、体からのサインだということを忘れないでください。総水分量が特定のレベルを下回ると、喉が乾き始めます。
これは、呼吸と同様のメカニズムによって制御されるもので、意識的に意識する必要はありません。
ただ仕事や好きなことに夢中になっていると水分を摂ることを忘れがちになってしまうことはありませんか?そんなあなたは、この機会にぜひ意識して水分を摂るように!
臨機応変に対応すること
季節、その時の体の状態など様々な状況から判断して水分補給をすることは大切なことです。発汗量の変化と水分補給は毎日同じではありません。
最も重要なのは発汗量が増加しているときです。これには、特に乾燥した気候での運動と暑さが関係しています。
汗をたくさんかいている場合は、失われた水分を水で補充してください。非常に長く激しい運動を行うアスリートも、電解質を水とともに補給する必要があるかもしれません。
どのくらいの水の量が最適か?
これは一概に2Lとは言えません。上記でもお話しましたように、個人差があるため以下の方法をヒントに水分補給をしてみてはいかがでしょうか?
- 喉が渇いたら飲む。
- 喉が渇かなくなったら、やめてる。
- 高熱と運動中は、失われた水分を補うのに十分な量を飲む。
- それだけ!