大根の葉を食べる機会も最近では減っていますが、大根の葉が食べられるものと思わない人もいるはず!そこで大根の葉は、美肌成分の沢山つまった栄養の宝庫だということをぜひ知って脇役的大根の葉を取り入れていきましょう!
大根の葉の栄養素とは
実は大根自体は注目する栄養素は多くありません。あえていうならばジアスターゼという炭水化物などを分解する酵素が多く含まるためダイエットには効果的とも言われています。
大根の葉の栄養に注目
それに比べ大根の葉には栄養がいっぱいなのです。
- 緑黄色野菜の1つ
- βカロテン
- ビタミンC
- ビタミンK
- 葉酸などのビタミン
- カリウム
- カルシウム 他・・・
大根の葉が美肌に効果的な理由とは
ではよく耳にする食材である「ほうれん草」と栄養の比較をしてみましょう。
- ビタミンCが約5.5倍
- カルシウムは約5.3倍
- 鉄分は約1.5倍 など
毛細血管を元気にできる作用も
先日の記事でも紹介した毛細血管。
そうです、毛細血管を元気にすると、アンチエイジングにも繋がるということでしたよね。
毛細血管の血行を促進させシミやクマの改善に効果のあるビタミンKもほうれん草より若干多いということで、大根の葉の存在も高まってきたことでしょう。
体内から元気になる
強い抗酸化力を持っていることで、新陳代謝を高めるだけでなく皮膚や粘膜の乾燥を防ぐ働きのあるビタミンAに体内で変換されるβ-カロテンの量も、実はほうれん草に負けないくらいの栄養価がある大根の葉なのです。捨ててしまってはもったいないです。
カサカサ乾燥からお肌を守りたいなら
ビタミンAは脂溶性ビタミンです。
つまり油と一緒に調理することで吸収率が高まります。生で食べると10%程度しか吸収できなくなり、それから茹でることで47%。しかし油で料理をすると80%まで吸収率ググッとアップ!すると言われるほどなのです。
ビタミンAを積極的に摂りたい時は、大根の葉を油で炒めて食べるとビタミンKも脂溶性ビタミンのため、同時にビタミンKの吸収率もUPして一石二鳥の良い効果を得られるということ。
肌のダメージを少しでも治したいなら
夏に浴びた紫外線ダメージをどうにかできないものか。ビタミンC重視でお肌を元気にしたいなら
ビタミンCは水溶性ビタミンであるため、できるだけ料理をせずに摂ると損失が抑えられ効率的に栄養摂取ができるでしょう。
また、空腹時は吸収が良いのですが短時間に沢山吸収するため体内で摂り過ぎたビタミンCは、排出されてしまいますので、食べ過ぎも注意が必要です。
ビタミンC摂取
ある程度、胃に物が入った状態でビタミンCを摂ると、ゆっくり吸収されるため、吸収している間も消費したビタミンCの分までビタミンCを吸収することができ、空腹時と満腹時では、1.6倍吸収量に差が出るとだそう。
サラダでビタミンCを
ビタミンCを重視した食べ方を選ぶ場合には、大根の葉を刻みサラダにあえるなど、食事の終盤ごろに食べてみてはいかがでしょう。また薄くスライスした大根の葉に、鰹節と醤油(ポン酢だと塩分も控えられます)をかけるだけでも美味しいですが、特に採りたて新鮮な葉であることは最も大事です。
これで季節の変わり目の風予防にも取り入れたい食材の1つとなりましたね。
大根の葉が美肌食材であること、お分かりいただけましたでしょうか?
旬のものは特に栄養価も高いですから、葉まで余すことなくありがたい自然の恵美を身体に取り入れていきましょう。