歴史ある甘酒で4大栄養効果に期待!

歴史ある甘酒、新型コロナウイルスの影響で自宅自粛している時だからこそ、家で夏バテ予防をしたいそんなあなたにおすすめの健康飲料をご紹介します。

甘酒は日本書紀からの歴史ある飲み物

日本書紀に甘酒の起源となる飲み物あり

私も調べて驚いたのですが、実は甘酒は「日本書紀」(奈良時代に完成した歴史書)内に天甜酒(あまのたむざけ)という飲み物に関する記述があり、これが甘酒の起源と考えられているのです。

平安時代になると、貴族らが甘酒を冷やして夏に飲んでいたというのです。その後一般にも売られるようになり、江戸時代には甘酒売りが登場し、庶民にも親しまれるようになったという歴史ある健康飲料。

甘酒は飲む点滴という程の栄養価

歴史ある甘酒の栄養

甘酒は江戸時代、庶民が飲めるように値段が保護されていましたほど、愛されてきたもの。
疲れた体を回復させ、悪酔い予防にもなると考えられいたという、いうなれば幕府お墨付きの健康食品だったのです。

その栄養効果は大きく4つ

疲労回復効果

甘酒に含まれる「麹菌」は栄養の消化吸収を助ける働きがあり、効率よく栄養を吸収しエネルギーに変換することができます。

酵素がお米を分解してできる成分に点滴と同じ成分であるブドウ糖、ミネラル、アミノ酸やビタミンB群が豊富に含まれており、疲労回復には非常にありがたい飲み物です。

“麹菌”は善玉菌のえさになってくれるので、免疫力を高める効果もあります。

熱中症予防

厚生労働省によると、熱中症を予防には100mlあたり40~80mgのナトリウムが含まれる飲み物がおすすめとのこと。
甘酒のナトリウム量は、100mlあたり約60mg。
水分と塩分がバランスよく配合されている甘酒は熱中症予防に適した飲み物といえるでしょう。平安時代の貴族が沢山の着物を羽織っていただけに、好んで飲んでいたのも納得ですね。

疲労回復効果で夏バテ防止にもなり、夏を元気に過ごすためにぴったりですし、現在新型コロナウイルス対策として、自粛しているけれど買い物に行けない時でも手軽に甘酒を作って冷やしておけばとても助かります。

代謝アップで美肌効果

ビタミンB群も豊富に含まれている甘酒は、血行と代謝を促進させる効果も期待できるのです。

血行が良くなると体内の老廃物も排出しやすくなり、「麹菌」に含むビオチンは肌荒れ、肌のくすみなどにも効果抜群です。

それから甘酒には「フェルラ酸」という抗酸化物質も含まれているため、細胞の新陳代謝を促して肌の老化も防いでくれます。

更に、「麹菌」の酵素には抗酸化作用があるため老化の予防にもなるんだとか。ちょっとお肌が疲れてきたなというときに、ありがたい健康飲料です。

甘酒はダイエット効果はある?

甘酒に多く含まれているのはブドウ糖です。ブドウ糖には血糖値を上昇させる効果があり、甘酒を飲むと満腹感を得ることができます。

食前に飲んだり、朝食に置き換えることで、満腹感を感じつつ、豊富な栄養素を体内に取り入れることができます。(もちろん、朝食はしっかりいただくことは大事ですが)

食事量を減らしても甘酒で栄養分を摂取できるので、無理な方法をするより比較的安全にダイエットができると期待されています。

しかし注意したいのは、糖質が含まれているので飲みすぎるとダイエットもこうもありません。自分に合った方法で試してみるのもいいですね。

酒粕と米麹甘酒、どっちが体に良い?

飲む点滴と言われているのは、米麹の甘酒です。

ちなみに米麹甘酒は、アルコールで発酵させできた酒粕をお湯で溶き、砂糖を加えて作る甘酒です。お酒独特のフワッとした香りがあるだけでなく、アルコールと砂糖が含まれているためアルコールが苦手な方やダイエット目的の方には不向きでしょう。

玄米甘酒の利点

以前当サイトでもご紹介した玄米甘酒ですが実は、白米から作る甘酒よりも更に栄養価が期待できる理由は以下です。

味には独特のクセがあるというサイトもありますが、実際作っていて白米から作る甘酒よりもあっさりいただけています。玄米には白米よりも食物繊維、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていますので、より健康効果が高い効果がきたいできるのです。

妊婦さんや産後にも安心

妊娠中の女性も飲みたい甘酒ですが、飲むのであればアルコールのない米麹甘酒をおすすめします。

妊娠中から授乳中まで栄養補給が大切です。自然材料からの恵みである滋養たっぷりの甘酒は、体力を回復させ、育児疲れをすっきりと解消してくれます。飲めばママの腸内環境も整ってくるため、母乳育児のママは赤ちゃんにいい影響を与えることにもなります。

先程書いたように飲み過ぎは糖質が気になる場合は、とり過ぎに注意が必要ですが好みの食べ方飲み方でアレンジして楽しむのもよいでしょう。

赤ちゃんはいつから?

健康的でありドロっとした見た目の甘酒ですので、赤ちゃんの離乳食にも大丈夫かな?と思うママも多いはず。

実は10ヶ月以上からおやつとしておすすめです。ただ手作りでも、甘みが強くて心配になるママもいるのも甘酒の気になるところですが、お水などで薄めて与えてみましょう。おやつというと、お芋などが多く挙げられますがそうでもありません。

甘酒は赤ちゃんにも嬉しい消化吸収も抜群。

ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミン類も栄養豊富で腸内の善玉菌によい食物繊維やオリゴ糖も含まれ、赤ちゃんの腸内環境を良好に保ってくれます。

奈良、平安時代頃から親しまれている歴史ある健康的な甘酒。ぜひ疲れた体にも熱中症予防にも、栄養補給に家族みんなでいただきましょう。特に玄米甘酒、おすすめです!

Leave a Comment