ピクルスというと、ハンバーガーに入って脇役だったりあまり得意でない人も多い食材として知っているけど、そこまで人気がないものですが中でのピクルスジュースの栄養と利点について衝撃的な結果がわかったのです。
古代から愛されていたピクルスジュース
ピクルスジュースは何世紀にも渡って健康食品として愛されてきた食材です。(※)
ジュリアス・シーザー
強さを高めるために兵士たちにピクルスを与えた
クレオパトラ
美容補助食として支持
注意点
ただ塩分も多く含まれるので、飲み過ぎは注意したいピクルスジュース。
ピクルスの原点とは？
紀元前2030年にインドからチグリスバレーに旅行するためにきゅうりを保存したと言われているピクルス。未だに世界中で愛されているにはやはり多くの利点があるはずですね。
本来のピクルスの材料
- きゅうり
- 塩
- 水
数週間後にはきゅうりが漬物（ピクルス）になり、すぐに食べることができ、ピクルスを取り除けばピクルスジュースが出来上がります。
腸に嬉しい働き
きゅうりはきゅうりの皮から乳酸菌によって発酵されるのですが、そこでプロバイオティクスによい酢が活躍するのです。
ピクルスジュースの栄養
少量の炭水化物、ミネラルやプロバイオティクス、ただナトリウムが多めですが、どういったものに効果的なのかを以下でまとめています。
ピクルスジュースの栄養8つの利点
１．運動、筋トレパフォーマンスの向上
ピクルスジュースのナトリウム含有量が高いと、トレーニング前の水分補給が増加し、パフォーマンスが向上すると考えられていますが、研究によると以下に影響を与えなかったというのです。
- 走行性能
- 発汗速度
- 体温
運動後のピクルスジュース
また運動後に飲んだ際、ナトリウム増加水分摂取や血中レベルを助けたというピクルスジュース。ただそこまで多大な影響力はないようですが、知り合いの人でも筋トレ中に食卓塩を持っている人もいるくらいですから、ピクルスジュースの方が栄養がありそうです。
２．筋肉痙攣を治す？
運動昼夜夜ベッドで横になる際など、筋肉痙攣は非常に辛いものですが、不思議なことに体重45kg（1ml/kg）ごとに1.5オンス（約44ml）のピクルスジュースを飲むことで1分半で筋肉の痙攣を解消することができるというのです。
ピクルスジュース VS 水
筋肉痙攣からの回復は水を飲んだ時よりも36％速く、何も飲まなかった時よりも45％速いというものでした。
研究者たちもびっくり
ピクルスジュースの何かが口へ反射を引き起こし、そこから神経へ信号を送り痙攣を止めているのかもしれないということで、まだ研究が必要な分野のようです。
３．ピクルスジュースが胃の痛みを和らげる
酢は胃のむかつきを和らげる家庭薬で、ピクルスジュースの酸性度は、胃の酸性度を健康的レベルへ回復するために助ける可能性があるのですが、科学的根拠はないため胃潰瘍がある人はご遠慮下さい。
４．二日酔いを治す
二日酔いはアルコールを飲むことにより、脱水症により引き起こされるものです。そこでピクルスジュースを飲むことで、より多くの水を飲むように促す役割をしています。
ただこちらも科学的根拠はないのですが、酸っぱいものを食べるとお水を飲みたくなるというそういったサポートができるという点で二日酔いのお供に使う人もいるようですね。
５．日焼けに
ピクルスジュースを日焼け後のケアに家庭薬として支持する人もいます。日焼けした肌に直接塗るか、紙などに浸して日焼けした部分に塗るなど民間療法的のため、アロエベラがない時に代替方法としてもよいかもしれません。ただ科学的研究がないのですが、この方法を支持する人は少なくないようです。
６．生理痛を緩和
ピクルスジュースが生理痛を軽減するという研究がないのですが、ネット検索でもこの方法を信じる人が多いことがわかりました。
先程お話した筋肉痙攣を和らげるという関係から、何か似た効果があるのかもしれませんがピクルスジュース内のナトリウムがPMSに役立つ可能性があるのでしょう。
７．病気と戦う
ピクルスジュースは消化や免疫力を高めるだけでなく、癌や心臓病のリスクを減らすと考えられています。
発酵食品の利点
キムチなどのように、ピクルスジュースに含まれる抗酸化物質とプロバイオティクスに関係している可能性があります。
８．血糖を抑える
２型糖尿病など血糖値が上昇すると体によくありませんが、ピクルスジュースに含まれるお酢が血糖値を下げるのに役立つだけでなく、食後の消化を遅くすることで血糖値を下げるのを助ける働きもあるほど。
注意ただし血糖値を下げる薬を飲んでいる場合は、試す前に医師に確認して下さい。
梅干しのように考えるだけで唾液が出る漬物（ピクルスジュース）とお酢の関係はカラダが喜ぶ材料ですが、全ての人に合うかも注意しながら、様々なシーンで試してみる価値はありますね。
